海外ジャーナルレビュー : 「理学療法」

OA患者TKA後の最適PTは
Targeting rehabilitation to improve outcomes after total knee arthroplasty in patients at risk of poor outcomes: randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:理学療法
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:October 2020
巻:371
開始ページ:m3576
【背景】
人工膝関節全置換術(TKA)後に経過不良リスクが高いと予想される変形性膝関節症(OA)患者への標的化外来理学療法は、自宅療法より有効か。英University of EdinburghのHamiltonらは、同患者334名を対象としてこれを検証するRCTを行なった。患者を、理学療法士に評価を受け、6週18回の標的化対面PT治療群と自宅ベース治療群に割り付けた。一次アウトカムは、52週でのOxford Knee Scoreである。
【結論】
外来標的化リハビリ治療の自宅治療への一次アウトカム優位を認めなかった。2次アウトカム(患者報告による平均疼痛変化、最大疼痛、アウトカム満足度、介入後機能)にも群間有意差は無かった。
【評価】
大規模RCTで、フォローアップも十分に行われた研究であるが、失敗した。無治療群をコントロールとして設定していないおらず、著者らは、予後不良が予測されるOA患者のTKA後の最適PT法は不明のままである、としている。
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