海外ジャーナルレビュー : 「理学療法」

中国研究が示す、2018年米ガイドライン推奨量運動の延命効果
Recommended physical activity and all cause and cause specific mortality in US adults: prospective cohort study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:理学療法
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:July 2020
巻:370
開始ページ:m2031
【背景】
現行米ガイドライン推奨の運動量順守は死亡発生低下と関連するか。中国Shandong UniversityのXiらは、米National Health Interview SurveyとNational Death Index recordの479,856名成人の自己報告データを後向解析した。一次アウトカム指標は、全原因死亡・特定原因(心血管疾患・癌・事故・アルツハイマー型認知症・糖尿・インフルエンザ・肺炎・腎疾患)死亡である。
【結論】
ガイドライン推奨運動量未満と比べ、筋力トレーニング(HR:0.89)・有酸素運動(HR:0.71)は各々全原因死亡低下と関連し、さらに両運動実行(HR:0.60)はより大きな低下と関連した。心血管・癌・慢性下気道疾患因による死亡でも同様のパターンがみられた。
【評価】
多くの研究が示す運動の延命効果だが、2018年米ガイドライン順守の全原因死亡効果に関する研究は初めてであろう。ADやDMによる死亡にも効果が認められている。週150分以上の軽〜中等強度運動、75分以上の高強度有酸素運動で有効性が認められた。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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