海外ジャーナルレビュー : 「理学療法」

股関節骨折での半関節形成術はセメント固定で
Association Between Uncemented vs Cemented Hemiarthroplasty and Revision Surgery Among Patients With Hip Fracture [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:理学療法
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:March 2020
巻:323
開始ページ:1077
【背景】
股関節骨折患者への半関節形成術では、固定法に関してもアプローチに関しても論争が続いてきた。Mount Sinai HospitalのNarulaらは、Kaiser Permanente 36施設で2009〜2017年に同手術を行なった60歳以上の股関節骨折患者12,491名(ポーラス加工インプラント[非セメント]6,042名、セメント固定6,449名)を対象として、セメント固定と非セメント固定の帰結を検討する後向コホート研究を行なった。一次アウトカムは、感染以外の原因での再置換術発生である。
【結論】
セメント固定の一次アウトカム優越を認めた(3.0% vs. 1.3%、HR:1.77)。2次アウトカム(死亡・90日以内合併症発生・救急受診・再入院)に有意差は無かった。
【評価】
先行研究(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20044689)を裏付けた。 後向解析だが大規模で、アメリカでの流れをセメント固定に向けて変える可能性もある。
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