海外ジャーナルレビュー : 「理学療法」

米Medicaid貧困者はTKR・THA後の急性期後ケア利用・アウトカムがともに不良
Trends in Postacute Care Use and Outcomes After Hip and Knee Replacements in Dual-Eligible Medicare and Medicaid Beneficiaries, 2013-2016 [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:理学療法
ジャーナル名:JAMA Network Open
年月:March 2020
巻:3
開始ページ:e200368
【背景】
米公的医療保険加入者における社会経済的状況が、人工膝股関節形成術後の急性期後ケア(PAC)利用に与える影響は。University of RochesterのLiらは、2013〜2016年の保険請求等データに基づき調査を行った。人工膝股関節形成術施行患者を、Medicaid全額受給者・部分受給者・Medicare受給資格のみ者の3群に分けた(n=1,302,256)。
【結論】
2013〜2016年の間、PACからの退院、また30日・90日再入院率は全3グループで低下した。退院患者のアウトカムに変化はなく、Medicare/Medicaid二重資格者、特に部分受給患者はMedicare受給資格のみ患者よりもアウトカム不良だった。
【評価】
先行研究ではMedicaid受給患者は非受給患者より人工膝股関節形成術後のコストや再入院率が高いが(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25378513)、術後のPAC利用のデータはなかった。本研究はMedicaid受給貧困層患者がPACも利用できずアウトカムも悪い、という実態を明らかにした。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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