海外ジャーナルレビュー : 「理学療法」

神経発達障害児に、お馬セラピーと脳ビルディングタスク
Changes in Motor Skill Proficiency After Equine-Assisted Activities and Brain-Building Tasks in Youth With Neurodevelopmental Disorders [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:理学療法
ジャーナル名:Frontiers in Veterinary Science
年月:January 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
神経発達障害(ND)小児患者への、お馬セラピー(EAA)と Brain-Building Tasks(BBT:脳活性化)介入化は有益か。Texas Woman's UniversityのRhett Rigbyらは、同患者25名を対象としてこれを検証するRCTを行なった。患者を、1) 対照介入、2) EAAのみ、3) ウォッシュアウト期間、4) EAA+BBT介入、各8週ずつの4群に割り付け、32週プロトコルを完了した。簡易版Bruininks-Oseretsky Test of Motor Proficiency-Version 2(BOT-2)を用いてモータースキルの変化を評価した。さらに1年間のEAA+BBT介入を7名が継続し、長期的効果の検討も行った。
【結論】
ウォッシュアウト期間後には対照介入前/後より(3.3 vs. 2.2/2.6)、またEAA+BBT介入後には対照介入前(3.2 vs. 2.2)より、手先動作の評価が高くなった。同様に、EAA+BBT介入後には対照介入より上肢動作評価が高まった(6.0 vs. 3.9)。対照介入後と比し、EAA後/EAA+BBT後での筋力は高かった(3.2 vs. 4.9/5.2)。対照介入前後と比し、全体スコアもEAA+BBT介入後が高まった(39.1 vs. 32.4/32.5)。さらに追加介入1年後も7名においてモータースキル維持が認められた。
【評価】
EAAがADHD児の症状を軽減するとの先行研究がある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26167851)。ND児においてEAA+BBT介入がモータースキルを改善する、という報告は初めてだが、小規模であり、興味深い仮説生成試験とみなされる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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