海外ジャーナルレビュー : 「癌」

プラチナ感受性の再発卵巣がんではCBDCA+BEV+PLD
Bevacizumab and platinum-based combinations for recurrent ovarian cancer: a randomised, open-label, phase 3 trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:The Lancet Oncology
年月:April 2020
巻:21
開始ページ:699
【背景】
再発卵巣がんに対する治療では、ベバシズマブとプラチナ化学療法を組み合わせる方法が新たに登場している。ドイツGynecologic Oncology CenterのPfistererらは、プラチナ化学療法後に再発をみた卵巣がん患者を、ベバシズマブ+カルボプラチン+ゲムシタビンまたはベバシズマブ+カルボプラチン+ドキソルビシン内包PEGリポソームに割り付ける第3相国際ランダム化比較試験を実施した(n=682)。
【結論】
無増悪生存期間はPLD群で13.3ヵ月、GEM群で11.6ヵ月であった(ハザード比0.81)。グレード3・4の有害事象はPLD群の27%、GEM群では20%でみられた。重篤有害事象はそれぞれ10%、9%、治療関連死は1名、2名発生した。
【評価】
ゲムシタビンをPLDで置き換える新たな組み合わせで、PFSとOSを有意に改善した。卵巣がんにおけるプラチナベースレジメンの新しい標準形となるだろう。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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