海外ジャーナルレビュー : 「癌」

乳房温存術後の再発に対して局所切除+再照射はオルタナティブになるか:NRG Oncology/RTOG 1014試験
Effectiveness of Breast-Conserving Surgery and 3-Dimensional Conformal Partial Breast Reirradiation for Recurrence of Breast Cancer in the Ipsilateral Breast: The NRG Oncology/RTOG 1014 Phase 2 Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:JAMA Oncology
年月:January 2020
巻:6
開始ページ:75
【背景】
全乳房照射による乳房温存術後の再発に対しては乳房切除術が標準となっているが、乳房部分照射技術は新たな選択肢となりうるか。Virginia Commonwealth UniversityのArthurらは、全乳房照射後の同側乳房再発に対して、乳腺扇状部分切除術+三次元原体照射(1.5 Gy × 30)を行う第2相NRG Oncology/Radiation Therapy Oncology Group 1014試験を実施した(n=65)。
【結論】
4名で乳がん再発があり、5年累計再発率は5%であった。7名は同側乳房切除を受け、5年累計切除率は10%であった。遠隔転移なき生存率、全生存率はともに95%であった。
【評価】
部分照射の登場により、温存術後の全乳房照射を置き換える試みが進んでいる。この試験は、再発時に全切除ではなく温存術+部分再照射を行うというアプローチを検証するもので、良好なコントロールにより低リスク患者でのオルタナティブとして有望性を示した。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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