海外ジャーナルレビュー : 「癌」

進行肺がんでのニボルマブ・イピリムマブ併用:CheckMate 227試験のOS結果
Nivolumab plus Ipilimumab in Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:September 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
CheckMate 227試験(パート1)は、進行した非小細胞肺がん患者の初回治療として、PD-L1発現レベルが1%未満の場合、ニボルマブ・イピリムマブ併用、ニボルマブ単独、化学療法に、PD-L1レベルが1%以上の場合、ニボルマブ・イピリムマブ併用、ニボルマブ・化学療法併用、化学療法にそれぞれ1:1:1で割り付ける第3相ランダム化比較試験であった(n=1,739)。Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのHellmannらは、一次エンドポイントのひとつ、全生存期間(OS)の結果を報告した。
【結論】
PD-L1陽性患者のOS(中央値)はニボルマブ・イピリムマブ群17.1ヶ月、化学療法群14.9ヶ月で、2年OS率はそれぞれ40.0%、32.8%、奏効持続期間は23.2ヶ月、6.2ヶ月であった。PD-L1陰性患者のOSはニボルマブ・イピリムマブ群17.2ヶ月、化学療法群12.2ヶ月であった。グレード3・4の治療関連有害事象はそれぞれ32.8%、36.0%で発生した。
【評価】
メラノーマ・腎細胞がんで有効性を示しているが、肺がんでの本試験でも無増悪生存期間(http://doi.org/10.1056/NEJMoa1801946)に続き、二剤併用が化学療法を上回った。ただし、このセッティングではPD-L1発現が奏効予測に役立つことはなかった。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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