海外ジャーナルレビュー : 「癌」

進行肺がんへの定位放射線+ペムブロリズマブで奏効倍増:第2相PEMBRO-RT試験
Effect of Pembrolizumab After Stereotactic Body Radiotherapy vs Pembrolizumab Alone on Tumor Response in Patients With Advanced Non-Small Cell Lung Cancer: Results of the PEMBRO-RT Phase 2 Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:JAMA Oncology
年月:July 2019
巻:5
開始ページ:1276
【背景】
放射線療法により免疫チェックポイント阻害薬の効果をブーストするアプローチが注目を集めている。オランダNetherlands Cancer InstituteのTheelenらは、進行非小細胞肺がん患者をペムブロリズマブ単独または定位放射線治療後ペムブロリズマブに割り付ける第2相ランダム化比較試験PEMBRO-RTを実施した(n=76)。
【結論】
12週客観奏効率は試験群で36%、対照群で18%であった。無増悪生存期間は試験群6.6ヶ月、対照群1.9ヶ月であり(ハザード比0.71)、全生存期間はそれぞれ15.9ヶ月、7.6ヶ月であった(0.66)。放射線治療の追加効果は、PD-L1陰性患者で大きかった。治療関連毒性の増加は見られなかった。
【評価】
放射線+ペムブロリズマブはよく忍容され、奏効率は非有意ながら倍増した。オリゴメタ肺がんでの局所治療+ペムブロリズマブを評価した併載論文(http://doi.org/10.1001/jamaoncol.2019.1449)の結果も有望で、第3相RCTでの検証が期待される。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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