海外ジャーナルレビュー : 「癌」

中間PET陽性の進行非ホジキンリンパ腫での投薬強化は無益:PETAL試験
Positron Emission Tomography-Guided Therapy of Aggressive Non-Hodgkin Lymphomas (PETAL): A Multicenter, Randomized Phase III Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:Journal of Clinical Oncology
年月:July 2018
巻:36
開始ページ:2024
【背景】
ドイツUniversitatsklinikum EssenのDuhrsenらは、新規診断CD20陽性リンパ腫患者(n=862)で2サイクルのR-CHOP療法後にPETスキャンによる評価を行い、陽性患者をさらに6サイクルのR-CHOPまたは強化バーキットリンパ腫プロトコルに、陰性患者をさらに4サイクルのR-CHOPまたはそれへのリツキシマブ2サイクル追加にランダム割り付けする多施設第III相試験PETALを実施した。
【結論】
PET陽性は12.5%、陰性は87.5%で、無イベント生存率・全生存率には有意な差があった。陽性患者での2年無イベント生存率は、R-CHOP群42.0%・バーキットプロトコル群31.6%であった。毒性はバーキットプロトコルで多かった。ランダム化された陰性患者(n=255)での2年無イベント生存率は、R-CHOP群76.4%・リツキシマブ追加R-CHOP群73.5%であった。
【評価】
中間PET結果は非ホジキンリンパ腫のアウトカムを予測したが、この試験の強化レジメンはアウトカムの改善をもたらさなかった。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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