海外ジャーナルレビュー : 「癌」

術後ホルモン療法を受けた乳がん女性の再発リスク、20年後も:EBCTCGによるメタ解析
20-Year Risks of Breast-Cancer Recurrence after Stopping Endocrine Therapy at 5 Years [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:November 2017
巻:377
開始ページ:1836
【背景】
早期のエストロゲン受容体(ER)陽性乳がん女性での5年間のホルモン療法は、15年にわたって乳がん死亡を減少させる。イギリスUniversity of OxfordのPanらは、88試験のメタ解析を行い、5年間のホルモン療法中に再発のなかったER陽性乳がん女性の20年リスクを評価した(n=62,923)。
【結論】
5年から20年の期間を通じ、乳がんの遠隔再発率は、T1N0患者13%、T1N1-3患者20%、T1N4-9患者34%、T2N0患者19%、T2N1-3患者26%、T2N4-9患者41%であった。乳がん死亡率もTNステータスと関連したが、対側乳がんリスクは関連しなかった。腫瘍悪性度とKi-67は中程度の再発予測因子であり、HER2は再発予測因子ではなかった。
【評価】
ホルモン療法は再発リスクを大きく減少させるが、これらの患者はなお大きな再発リスクを抱えたままであった。現在、より長期のホルモン療法の有効性が検証されているが、このメタ解析は高信頼度の基礎的データを提供する。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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