海外ジャーナルレビュー : 「看護」

死産の原因解明は遺伝子レベルへ
Causal Genetic Variants in Stillbirth [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:September 2020
巻:383
開始ページ:1107
【背景】
死産は10〜20%が染色体異常に起因することが知られるが、遺伝子ベースに関しては詳細不明である。Columbia UniversityのGoldsteinらは、死産児246名のエクソームシーケンシングデータに基づくケース・コントロール研究により、既知疾患遺伝子18,653の死産への寄与を推定した。
【結論】
全症例の8.5%が遺伝子レベル異常をもっていると推測された。分子診断可能であった15症例では、機能喪失型変異不寛容な遺伝子に同変異が集中していた(OR:2.15)。しかし、新規リスクシグナルの強さは既知疾患遺伝子と同等であり、死産の遺伝子要因の大部分は依然として不明であることが示された。
【評価】
2017年の同手法利用の提唱(https://www.nature.com/articles/gim201733)以後最初の本格的研究だが、結論的には未だほとんど不明、という域にとどまった。NEJM Editorialは、エクソームシーケンシング情報を評価しつつも、究極的にはWGSを考慮すべきとしている。
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