海外ジャーナルレビュー : 「看護」

授乳中のDHAサプリメント使用は早産児の気管支肺異形成予防に効果なし
Effect of Maternal Docosahexaenoic Acid Supplementation on Bronchopulmonary Dysplasia-Free Survival in Breastfed Preterm Infants: A Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:July 2020
巻:324
開始ページ:157
【背景】
授乳中のオメガ3脂肪酸ドコサヘキサエン酸(DHA)補給は、早産児の気管支肺異形成症(BPD)予防に有効か。カナダCentre Hospitalier Universitaire de Quebec-UniversiteのMarcらは、461名の早産母を対象とするRCTを行った(対照:プラセボ)。母の授乳期におけるDHAサプリ摂取量は1.2g/日、一次アウトカム・指標は、36週における児の無BPD生存である。
【結論】
有害性懸念が生じ、試験は早期終結された。一次アウトカム効果は認められなかった。
【評価】
0.6g/Dを妊娠後期に摂取すると早産が少なく胎児の育ちがよい、というRCTがあるが(https://academic.oup.com/ajcn/article/97/4/808/4577092)、早産児のBPD予防のため授乳中にその倍量を服む、ということは推奨できない、となった。著者らは、オメガ3が豊富な食品を含むバランスの取れた食事によるオメガ3摂取が望ましいとしている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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