海外ジャーナルレビュー : 「看護」

アプガースコアは早産児の死亡リスク予測に使える
Apgar Score and Risk of Neonatal Death among Preterm Infants [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:July 2020
巻:383
開始ページ:49
【背景】
アプガースコアが早産児のリスク予測に有効であるかどうかは確定されていない。スウェーデンKarolinska UniversityのCnattingiusらは、同国出生登録データによる1992〜2016年出生早産児(在胎22週0日〜36週6日)113,300名のデータに基づき、同指標の新生児死亡リスク予測能を検討した。
【結論】
同定された新生児死亡は1,986件(1.8%)であった。在胎期間で層別化した全分位において、アプガースコア低値と新生児死亡相対リスクの高値、新生児死亡率絶対差の高値が関連していた(例:在胎28〜31週児での5分後スコアに基づく調整絶対差は、スコア9〜10児に対しスコア0〜1で51.7)。また、5〜10分後までにスコアが上昇した早産児は生存率が上昇した。
【評価】
この問題の歴史は長く、「スコア成分によって予測価値が違う」という難しい古典的見解も有力だったが(https://pediatrics.aappublications.org/content/101/1/77.short)、高信頼度の大規模データで「全体的低値は高死亡リスク」という分かりやすい結論を導いた。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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