海外ジャーナルレビュー : 「看護」

母体の妊娠時ステロイド使用が児の精神・行動に長期インパクト?
Associations Between Maternal Antenatal Corticosteroid Treatment and Mental and Behavioral Disorders in Children [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:May 2020
巻:323
開始ページ:1924
【背景】
出産前の母親へのコルチコステロイド投与が胎児肺成熟等の適応で行われているが、児の精神・行動面への長期インパクトは。フィンランドUniversity of HelsinkiのRaikkonenらは、670,097名の児を対象とする後向コホート研究をおこなった。一次アウトカムは、小児精神障害・行動障害の診断である。
【結論】
中央値5.8年の追跡で、母に出生前コルチコステロイドが投与された児は、非投与児と比較して一次アウトカムリスクが有意に高かった(HR:1.33)。早産児でもこの傾向がみられたが、統計的には有意でなかった。
【評価】
34週未満児の肺成熟目的としては標準治療法として認められており、34週超児への適応拡大が議論されている。フィンランドでは積極的「推奨」となっているため必要となった大規模調査である。分解されるため胎児への直接影響があるはずはないという見方が強かったが、再検討が必要である。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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