海外ジャーナルレビュー : 「看護」

早産児への臍帯ミルキングは有害?
Association of Umbilical Cord Milking vs Delayed Umbilical Cord Clamping With Death or Severe Intraventricular Hemorrhage Among Preterm Infants [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:November 2019
巻:322
開始ページ:1877
【背景】
早産児への臍帯ミルキング(UCM)と臍帯遅延結紮(DCC)の間に、死亡・重度脳室内出血(IVH)の発生リスク差はあるか。Sharp Mary Birch Hospital for Women & NewbornsのAnupらは、早産児(23〜31週)を対象としてこれを検証するRCTを行った。生児をUCM(n=236)またはDCC(n=238)に無作為に割り付け、一次アウトカムを死亡・重度IVHの複合とした。
【結論】
一次アウトカムに有意差はなかったが(12% vs. 8%)、UCMは重度IVHのより高い発生率と有意に関連していた(8% vs. 3%)。UCM群の出血により、研究は早期終結された。
【評価】
帝王切開で出生した早産児で臍帯ミルキングが有益である、という結果があったため行われたRCTだが、意外なネガティブ結果となった。著者らは、IVHリスクが高かったのは超早産児だけだったとし、比較検証を続ける、としている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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