海外ジャーナルレビュー : 「看護」

極低出生体重児の自宅での母乳添加粉末継続を支援するプロジェクト
Home use of breast milk fortifier to promote postdischarge growth and breast feeding in preterm infants: a quality improvement project [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:Archives of Disease in Childhood
年月:December 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
極低出生体重児に対しNICUで栄養補助のため搾母乳に母乳添加栄養(breast milk fortifier: BMF)を入れて与える場合があるが、退院後自宅でのBMF継続がその後の児の成長・発達に与える影響は。英国University of SouthamptonのJohnsonらは、出生体重1,800g以下の児への自宅でのBMF継続(44-48週)のためのPDSAを含む品質改善(QI)プロジェクトをおこない、その実行可能性および、成長・発達への影響を検討した(n=32)。実現可能性および態度は、保護者への質問票を用いて評価し、35・40・48週、1歳時の体重・身長・頭囲のSDスコアを測定した。
【結論】
保護者は自宅でのBMF使用が許容できると回答し、BMF使用を退院後の定期的な臨床ケアのフォローアップに統合することは可能であった。
1年時の体重(cSDS 0.9)・身長(cSDS 0.8)には改善が見られた。
【評価】
著者らが推進しているPDSAサイクルによる品質改善(QI)プロジェクトである。BMFは、蛋白質・カルシウム・リンを補強する目的で搾乳した母乳に一定の割合で混ぜて使用されるが、英国でも日本でも保険適用外である。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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