海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

高齢者の高強度運動は延命に有益か
Effect of exercise training for five years on all cause mortality in older adults-the Generation 100 study: randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:October 2020
巻:371
開始ページ:m3485
【背景】
高齢者でも高強度運動をする人が増えてきているが、生存に有益か。ノルウェーNTNU-Norwegian University of Science and TechnologyのWisloffは、同国の一般高齢者(平均年齢72.8歳)1,567名を対象としてこれを検証するRCTを行なった。参加者は5年間週2回の最大心拍90%程度の高強度運動群(HIIT、n=400)、最大心拍70%程度の中等強度運動群(MICT、n=387)、もしくは国家推奨身体活動を行なうコントロール群(n=780)に割り付けられた。一次アウトカムは全原因死亡である。
【結論】
一次アウトカムに群間差はなかった。ただし、HIIT群はMICT群に対し非有意な絶対リスク低下がみられた。
【評価】
VO2 maxは全群同様であり、高齢者はある程度体を動かしていれば十分、という結果である。著者らは、「参加者はバイキングの末裔で、コントロール群でもHIITを行なう人がいた」としている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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