海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

エンパグリフロジンの心血管広汎有益性を確認:EMPEROR-Reduced
Cardiovascular and Renal Outcomes with Empagliflozin in Heart Failure [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:August 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
SGLT2阻害薬には広汎な心血管有益性が示されている。Baylor Heart and Vascular InstituteのPackerら(EMPEROR-Reduced)は、NYHA II〜IV心不全(駆出率40%以下)患者3,730名を、推奨治療法に加えてエンパグリフロジンまたはプラセボに割り付けるRCTを行った。一次アウトカムは、心血管死・心不全悪化入院の複合である。
【結論】
追跡期間中央値16月で、エンパグリフロジンの一次アウトカム有効性を認めた(HR:0.75)。この効果は糖尿病の有無に関わらず一貫していた。推定GFRの年間低下率もエンパグリフロジン群が低く、重大腎アウトカムリスクが低減した。無合併症性器感染症がエンパグリフロジン使用で多く報告された。
【評価】
DAPA-HF報告( https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2763950)を裏書きする大規模データであり、SGLT2阻害薬の広汎有益性を確定した。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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