海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

「人工膵臓」閉ループシステムの児童への有益性を確認
A Randomized Trial of Closed-Loop Control in Children with Type 1 Diabetes [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:August 2020
巻:383
開始ページ:836
【背景】
完全閉ループ(人工膵臓)システムは、1型糖尿病(T1D)児童患者の血糖アウトカムを改善するか。University of ColoradoのWadwaら(iDCL)は、6〜13歳の患者101名を対象としてこれを検証するRCTを行った(対照:センサー付きインスリンポンプ療法)。一次アウトカムは、血糖値70〜180 mg/dLを維持した時間割合である。
【結論】
一次アウトカムにおける閉ループ介入の優位を認めた(調整後平均差11%[2.6時間/日])。両群とも糖尿病性ケトアシドーシス・重度低血糖の発生はなかった。
【評価】
14歳以上を対象とした2019年の発表結果(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31618560/)を拡張するもので、この方向への流れを決定づけた。ただし、マシーンの不調が16件発生し、対照の3件より多かった、という。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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