海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

デュラグルチドのREWIND試験、腎アウトカム効果も示す
Dulaglutide and renal outcomes in type 2 diabetes: an exploratory analysis of the REWIND randomised, placebo-controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Lancet
年月:June 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
REWINDは、GLP-1受容体作動薬デュラグルチドの2型糖尿病(T2D)患者への心血管リスク低減効果を示した。同試験のGersteinら(カナダMcMaster University)は、その腎アウトカム効果の分析結果を発表している。腎アウトカムの定義は、新規マクロアルブミン尿症(UACR >33.9 mg/mmol)・ eGFR 30%以上低下・慢性腎代替療法である。
【結論】
フォローアップ中央値5.4年で、デュラグルチドの腎アウトカム効果を認めた(HR:0.85)。最も明確な効果はUACR(HR:0.77)にあり、他の2アウトカムへの効果は有意ではなかった。
【評価】
心血管一次アウトカム効果に加え(https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(19)31149-3/fulltext)、腎効果も示して有用性を確立した。マクロアルブミン尿症への効果はクラス効果のようである。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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