海外ジャーナルレビュー : 「救急医療」

高齢救急患者の死亡リスクをフレイルスコアで予測する
Validation of the Clinical Frailty Scale for Prediction of Thirty-Day Mortality in the Emergency Department [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:救急医療
ジャーナル名:Annals of Emergency Medicine
年月:September 2020
巻:76
開始ページ:291
【背景】
高齢者のフレイルは入院・死亡などのリスクを高めるが、救急において簡便かつ適切にフレイルを評価しうるツールはほとんどない。スイスUniversity of BaselのKaeppeliらは、三次医療センターの65歳以上の高齢救急患者において、Clinical Frailty Scaleによりフレイルを測定、30日死亡率・ICU入室などとの関連を調査した(n=2,393)。
【結論】
フレイル(CFS≧5)の有病率は36.8%であった。128名が30日のフォローアップ期間内に死亡した。フレイルレベルが高くなると、死亡リスクも上昇した。30日死亡の予測AUCは0.81、入院は0.72、ICU入室0.69であった。
【評価】
CFSは、患者のフレイル状態を9段階に層別化するシンプルなスコアで、この前向検証により、救急においても予後と相関した層別化が可能であることが示された。
関連するメディカルオンライン文献


大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)
おすすめ書籍:メディカルブックセンター
今日の治療薬 2020

今日の治療薬 2020
出版社:南江堂

5,060 円(税込)

診療報酬2020【BASIC】点数表

診療報酬2020【BASIC】点数表
出版社:医学通信社

3,300 円(税込)

指導士資格認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携

指導士資格認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携
出版社:日本心臓リハビリテーション学会

6,600 円(税込)

Medical Online English Site