海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

「ともかく降圧薬を減らしてみる(deprescription)」OPTIMISE試験が非劣性を証明
Effect of Antihypertensive Medication Reduction vs Usual Care on Short-term Blood Pressure Control in Patients With Hypertension Aged 80 Years and Older: The OPTIMISE Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:May 2020
巻:323
開始ページ:2039
【背景】
高血圧患者への漫然とした多剤降圧療法の継続は大きな問題である。英University of OxfordのSheppardら(OPTIMISE)は、569名の軽度高血圧高齢患者を対象として、降圧薬削減(deprescription)介入の効果・安全性を検証する非劣性RCTを行った。一次アウトカムは、12週間のフォローアップ時の収縮期血圧<150mmHgである。
【結論】
削減介入の非劣性を認めた(調整後RR:0.98)。7つの事前指定二次エンドポイントの5つにも有意差はなかった。介入群の4.3%と対照群の2.4%とが少なくとも1つの重篤有害事象を報告した(調整RR:1.72)。
【評価】
ともかく1薬減らしてみて変化をみるという大胆・素朴な検証で、大きな問題がないことを示した。JAMA Editorialはこの結果のインパクトを認めつつ、「より長期の検証を」としている。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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