海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

AFアブレーション後の早期死亡:米リアルワールドの実態は「surprise」
Risk of Mortality Following Catheter Ablation of Atrial Fibrillation [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:Journal of the American College of Cardiology
年月:November 2019
巻:74
開始ページ:2254
【背景】
心房細動に対するアブレーション治療が一般化してきたが、リアルワールドでの早期(退院30日以内)死亡の実態は。Weill Cornell MedicineのChengらは、Nationwide Readmissions Databaseに基づき、アブレーション治療患者(60,203名)の2010〜2015年のデータを解析した。
【結論】
アブレーション後早期死亡率は0.46%で、54.3%が再入院中に起こった(期間中央値11.6日)。2010〜2015年にかけて死亡の四半期率は0.25%から1.35%に上昇していた。年齢・合併症調整後の死亡リスク予測因子は、治療関連合併症(aOR:4.06)・うっ血性心不全(aOR:2.26)・施設症例数(aOR:2.35)であり、心穿孔や神経学的病因も寄与していた。
【評価】
臨床試験では報告されなかったリアルワールド死亡率の高まりであり、JACC Editorialは「surprise」としている。著者らは60%以上の早期死亡が年間21例以下の施設で起こっていることを強調している。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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