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カテゴリー: | 循環器 |
ジャーナル名: | The Lancet |
年月: | September 2019 |
巻: | Online first |
開始ページ: | Online first |
【背景】
カリウム結合薬patiromerは、慢性腎臓病(CKD)患者の高血圧治療でスピロノラクトンの副作用を低減できるか。Indiana UniversityのAgarwalら(AMBER)は、これを検証する第2相試験を行った(対照:placebo、n=574)。一次エンドポイントは、12週におけるスピロノダクトン継続患者の群間差である。
【結論】
Patiromerの一次エンドポイント有効性を認めた(86% vs. 66%)。有害事象は軽度で、群間差はなかった。
【評価】
同薬が重要な患者群に使えることを確認した。血圧やCKDアウトカムへの効果の検証が期待される。