海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

心原性ショックのAMI患者には 'culprit-only' PCIを
One-Year Outcomes after PCI Strategies in Cardiogenic Shock [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:August 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
急性心筋梗塞・心原性ショックの多枝病変患者に対してculprit-only(責任病変のみ)PCIの方が即時多枝PCIがよいと示唆されているが、結論的確定が必要である。ドイツUniversity of LeipzigのThieleら(CULPRIT-SHOCK)は、706名の患者を対象とするRCTを行った。一次エンドポイント(30日後死亡/腎代替治療)有効性はすでに報告されており、前指定二次エンドポイントは、1年後の全原因死亡・MI再発・RR・心不全入院等である。
【結論】
Culprit-onlyと即時多枝PCIの1年後二次エンドポイント発生は、死亡(50.0% vs. 56.9%)、MI再発(1.7% vs. 2.1%)、両者複合(50.9% vs. 58.4%)、RR(32.3% vs. 9.4%)、心不全再入院(5.2% vs. 1.2%)であった。
【評価】
結論は、「culprit-onlyがよい、なぜなら急性期での安全性・有効性が長期的なRR・心不全入院リスクを凌駕するからである」というもので、ガイドライン化されよう。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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