FDAニュース : 医薬品情報

糞便微生物移植(FMT)を受けた患者が多剤耐性菌重症感染症で死亡
Fecal Microbiota for Transplantation: Safety Communication- Risk of Serious Adverse Reactions Due to Transmission of Multi-Drug Resistant Organisms [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

公表日:2019/06/18
カテゴリー:PRODUCT SAFETY -Drug-
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【要約】
FDAは、糞便微生物移植(FMT)を受けた患者が多剤耐性菌重症感染症で死亡した事例を公表し、注意喚起する。
【詳細】
FDAは、多剤耐性菌検査未実施のドナーから糞便微生物移植(FMT)を受けた患者で、多剤耐性菌重症感染症が発生したことを把握した。拡張スペクトルβ-ラクタマーゼ(ESBL)産生グラム陰性菌検査未実施のドナーからFMTを受けた免疫不全患者2名が、ESBL産生大腸菌の侵襲性感染症を発症し、1名が死亡したものである。この事例に基づき、FDAは、少なくともESBL産生腸内細菌・バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)・カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の全てが陰性でなければ、FMTドナーになれないこと、多剤耐性菌重症感染症リスクについて患者への説明が必要なこと、等FMTの臨床試験に関する追加措置について、試験実施者に通達した。
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FDA(U S Food and Drug Administration)が発表した直近の医薬品(Drug)、医療機器(Medical Devices)に関する安全(Safety)情報・承認(Approval)情報のうち、日本国内に関連した内容を日本語で紹介しています。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

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