APTAニュース

サイバーサイクリングで、行動障害児の学校での行動が大幅改善
Study: Cybercycling PE Program Associated With Significant Improvements in Classroom Behavior Among Children With Behavioral Health Disorders [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

公表日:2017/1/31
カテゴリー:APTA News
【要約】
運動と子供の学校での良い態度・行動に相関関係があることが知られている。しかし、最も効果があるはずの行動障害児にとって実際に運動をするのは難しい。新たな研究により、「サイバーサイクリング」テクノロジーを用いることで有酸素運動を増やし、行動障害のある児でも学校での態度・行動が改善されることが示された。
これは、ハーバード大学によって行われた療養学校での研究で、幼稚園から10年生までの自閉症・ADHD・不安障害・気分障害等行動障害を診断された103名の生徒・学生が参加した。7週間の間、エアロバイクと仮想現実を用いたサイバーサイクリングプログラムを1週2回、30〜40分間行った。
この結果、行動障害や慢性的健康障害状態により運動に参加しづらい児の方が、通常児より運動の効果があった。サイクリングプログラムにより、今まで自己調整できていなかった児に行動の大幅な改善がみられた。プログラム実行中に、臨床的破壊行動(CATRS-10)レートのオッズは32〜51%低減し、特に運動当日には71〜76%も低減していた。
著者らは、この方法の成功原因として「一般的な体育授業より移行が少なくて済む」、「友達・同級生からの評価を無視できる」、「騒々しく混沌とした環境ではない」、などの利点を挙げている。
関連するメディカルオンライン文献
  1. 4 発達障害のリハビリテーション
  2. 発達障害児支援における現状と課題 - 近年の動向と実践 -
  3. 「パロ」による, 行動障害の改善の試みについて
  4. 発達障害を持つ児における反社会的行動の検討


APTA(American Physical Therapy Association)発表の理学療法関連情報から、主な記事(日本語)とそれに関連するメディカルオンラインの文献を紹介しています。
Reprinted from "Study: Cybercycling PE Program Associated With Significant Improvements in Classroom Behavior Among Children With Behavioral Health Disorders", PT in Motion, "01/2017", with permission of the American Physical Therapy Association. This material is copyrighted, and any further reproduction or distribution is prohibited.
(制作協力:Silex 知の文献サービス

【ご利用上の注意】 掲載内容は、国内で販売されている医薬品、医療機器について直接書かれたものではありませんので、該当製品がある場合は、国内の製造・販売元等へご確認ください。

おすすめ書籍:メディカルブックセンター
脳卒中治療ガイドライン 2015  [追補2017対応]

脳卒中治療ガイドライン 2015  [追補2017対応]
出版社:協和企画

4,903 円(税込)

胃癌取扱い規約 第15版

胃癌取扱い規約 第15版
出版社:金原出版

4,104 円(税込)

薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100

薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100
出版社:羊土社

4,104 円(税込)

続・あなたのプレゼン 誰も聞いてませんよ!

続・あなたのプレゼン 誰も聞いてませんよ!
出版社:南江堂

3,024 円(税込)

メディカルオンライン イーブックス
Medical Online English Site